【西東京市】 防犯対策に!ほんのり常時点灯機能付きのセンサーライトを設置
工事概要
工事・サービス内容 | センサーライト取付工事 |
---|---|
工事地域 | 東京都 西東京市 |
物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
施工期間 | 2日 |
費用 価格 (約) | 約 18万円(税抜き) |
センサーライト取付工事の工事・サービス事例となります。
概要・施工前の様子
お客様から「夜になると家の北側の道路が真っ暗で、防犯上とても不安です」というご相談をいただきました。実際に現地調査を行ったところ、北側の道路は街路灯の光が十分に届かず、夜間はほぼ真っ暗な状態でした。このような状況は、防犯面だけでなく、夜間の歩行時にも危険が伴います。
工事内容
今回はクロス貼替などの内装の工事は行わないため、照明の電源配線については VE管(ビニル絶縁電線管) を使用した外部露出配線工事を採用しました。
【VE管による外部露出配線工事のメリット】
VE管は、電線を保護することで外部からのダメージを防ぎ、劣化を抑える役割があります。そのため、湿気が多い場所や外部の配線ルートでも安心して長期間使用できる ことが特徴です。また、万が一のトラブルがあっても、点検や修理がしやすいメリットもあります。
【施工手順のポイント】
今回は、ユニットバスの天井上スペースを有効活用し、そこから外部へ電線を出す穴を開けることで、配線を目立たせずスッキリと仕上げる工夫をしています。
さらに、穴を開ける位置や配管の経路は、施工前に 丁寧に検討 し、安全かつ効率的な経路を選定。マーキングテープで印をつけることで、作業時のズレやミスを防いでいます。このような 事前準備の徹底 により、仕上がりの美しさと安全性の両方を確保しています。
【写真のご説明】
写真では、実際に 穴を開ける位置や配管ルートを慎重に検討し、テープでマーキング した様子をご覧いただけます。この工程を丁寧に行うことで、施工精度が向上し、仕上がりにも違いが出ます。
配管経路が決まったら、次のステップは配管部材を壁に取り付ける作業です。その後、照明器具も順次取り付けていきます。配管の種類には PF管(ポリエチレン製フレキシブル管)と VE管(硬質ビニル電線管)がありますが、施工方法や耐久性には大きな違いがあります。
例えば、PF管は柔軟性があり、比較的施工がしやすい特徴があります。一方で、長期的な使用を考えると、耐久性や強度の面では VE管 の方が優れています。特に「長く安心して暮らせる家にしたい」というご要望が多い中、私たちは VE管 をおすすめすることが多いです。
【VE管の魅力とは?】
VE管は直線的に施工できるため、外観もスッキリと仕上がります。クネクネと波打つことがなく、見た目にも美しい、外観と安全性を両立したい方には最適な選択です。
今回の工事では、北側と南側にそれぞれ2灯ずつ照明を取り付けています。写真をご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、配線のために使用しているVE管(電線保護管)は、インコーナー(内側の角部分)では問題なく設置できます。しかし、アウトコーナー(外側の角部分)では少し工夫が必要になります。
そこで、今回は ユニバーサルボックス という部材を使用し、90度の角度をきれいに変えることで、配線の見た目や安全性を確保しています。アウトコーナーの処理には後付けのコーナーキャップを使用する方法もありますが、キャップが外れやすいリスクがあるため、より安定性のある方法を採用しました。
【施工中の細部へのこだわり】
配線作業の際には、壁の電源取り出し口から配線を引き出し、壁の凹凸に合わせて丁寧に配管を延ばしています。細かい部分まで手を抜かず、お客様の大切な空間に違和感なく馴染むように心がけています。
こちらは 北側の配管の最端部分 です。建物の外周に沿って丁寧に配管を延ばし、2つ目の照明へと確実に接続しています。今回は 4灯の照明 を取り付け、それぞれが 独立してオン・オフ できるよう、玄関先にスイッチを4つ設置しました。
この設計は、「必要な場所だけ照明をつけたい」 というお客様のご要望に応えたものです。例えば、夜間に玄関先だけ点灯させて防犯対策をしたり、必要な部分だけ明かりを確保して無駄な電力を抑えることができます。
【施工途中のこだわりポイント:見えない部分にも安心を】
今回の工事では、建物南側の照明電源を北側から外周を回して配線する必要がありました。ただ、この方法だと距離が長くなり、配管部材費が大幅に増えてしまい、トータル金額も上がってしまいます。
そこで、家の中のダウンライトをいくつか取り外して点検口代わりに利用し、隠蔽配線を行いました。これにより、美観を損なわず、スッキリとした仕上がりを実現しています。
【 見えない部分こそ丁寧に】
実際に今回のケースでは、内部のスイッチについてもフル隠蔽で納めることができました。モールカバーや配線が露出していないことで、見た目がすっきりするだけでなく、将来的なメンテナンス時にも安心です。
【配線方法の工夫:中央から左右に振り分け】
南側の照明の配線は、建物の中心から配線を出し、左右に振り分ける形を採用しました。この方法で、配線の距離を最小限に抑えながら、全体のバランスも取ることができました。
工事完了
今回のリフォーム工事では、4灯すべての取付けが無事に完了しました。今回使用した照明器具は、周囲が暗くなるとほんのりと点灯して足元を優しく照らし、人が近づくと100%点灯して防犯灯としての役割も果たします。さらに、玄関内には既存のスイッチの上に、設置した4灯を個別にオンオフできるスイッチがすっきりと収まり、操作性も抜群です。
屋外配管も硬質ビニル電線管を使用したことで、長期間にわたり電線をしっかり保護できます。PF管のように経年劣化で表面が風化し、ポロポロと壊れてしまう心配もありません。
さらに、室内の天井裏をうまく経由することで、電線やカバーが露出せず、見た目にもスッキリと仕上げています。安全性だけでなく、美観にもこだわった施工となりました。
【お客様のニーズに寄り添ったプランニング】
このように、私たちはお客様それぞれの 「安心して住める家にしたい」という想い に寄り添いながら、生活の安心感や便利さを兼ね備えたプランをご提案しています。今回の事例のように、照明やスイッチの配置一つとっても 「使いやすさ」「安全性」「美観」 を大切にした丁寧な施工を心がけています。
私たちの目指すのは、**「安心して暮らせる家づくり」**です。
お客様が笑顔で過ごせる毎日を想いながら、これからも一つひとつの施工に真心を込めて対応してまいります。リフォームのことで気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。